【投稿】 「認知症の妻(P子)と生きる」 9/11~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年9月11日~20日 >

2014/ 09/ 11 (木) P子思い出す(^_^)v
昨日は家掃除、11:10頃に着くとフロアーのソファーに座っている。ソーッ!と近づくと気が付いてニッコリ!。この日は終日笑顔が出て明るい。
午後から訪問マッサージ、先生の声掛けには余り答えないが冗談ぽく微笑んだり顔の時にはおどけた表情で応えている。
15:00大阪の甥っ子が来園、初めは昔のことや彼が子供の頃のこと等を話すが分かっていないよう。しかし自室に戻り暫くして彼が眼鏡を外し、横を向いた時の横顔に「アッ!」と発語。記憶が斑だが蘇ったよう(^^)/それからは認識してかよく笑い、声掛けに話そうとする。帰り際もジー!と見つめている。

その夜は大雨の中、街に出て旨い焼き肉をお腹がはち切れそうになるまで食べました。思えば2年以上振りかな~? 焼き肉は一人では??だもんね!
甥っ子は剣道;教士7段のいい男、話が尽きませんでした。感謝です!

2014/ 09/ 12 (金) 入所してから、はや1年!
10時過ぎに訪園すると、P子はフロアーのソファーで気持ちよさそうに居眠り、声を掛けずに側で目覚めを待つ。何か楽しい夢を見ていたのか目を覚ましてニッコリ笑顔!僕を見てまたニッコリ(^^)

昨日11日に入所してから1年、これまで一喜一憂の中で園生活に馴染んで穏やかに過ごせてきたことに園スタッフの皆様や数々の応援を頂いた方々に深く深く感謝です。ありがとうございますm(_ _)m

思えば昨年の11日は罪悪感にさいなまれて一日泣いて過ごして居ました。P子にとっては何がどうなったのかも分からずに不安と恐怖と一人ぼっちの寂し生活に突き落とされたいう想いからの始まりだったと思います。
そのどん底から這い上がり今の日々を作ってきました。P子は失った力が多い中で生きようとする力を出していることを讃え喜び、その笑顔が、泣き顔が、僕の日々の糧になってきました。今も変わりません。
振り返れば辛い・辛い・辛い決断でしたが「共に生きる」ための許される決断だっだと信じています。

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『明日を夢見よう、そして今を生きよう、幸せは自分が作り、そして決める』
 
2014/ 09/ 14 (日) 15日間の訪P子お休み!
一昨日の12日は所用があって訪P子はお休み。
昨日フロアーをウロウロするP子と顔を合わせると笑顔以上の笑顔(^^)/P子は二人の時間を楽しんでいるようで穏やかな一日でした。
驚いたことが一つありました。それは専属マッサージ士にマッサージを受けるとき、普段と違う椅子に誘って腰掛けさせようとしたら、自ら振り向いて椅子の位置を確認して腰掛けたことです。介助は必要でしたが今までこの様な動作は見られませんでした。P子、スゴイ~!

P子が昨年の9月11日に入所して、この一年間で訪P子が出来なかったのは15日(単日休みが10回、二日連休が1回、三日連休が1回)。自分ではこんなに休んだのかと思いましたが、日記と振り返ることでP子と「共に生きる」と掲げての日々の生活は「夫婦は二世」の道を知らず知らずに歩んでいるな~!と感じています。
寄り道・脇道・迷い道・誘い道もありますが、それは僕の活力剤、思考剤、リフレッシュ剤として、心の笑顔を絶やさぬ有意義な日々を過ごそうと思っています。
皆さん、これれからも変わらぬ応援、よろしくお願い致しますm(_ _)m

2014/ 09/ 15 (月) 双子の赤ちゃんと妹が来宅
昨日も穏やかなP子。一時帰宅前に三鷹市消防少年団の敬老慰問イベントを楽しみ、皆さんの拍手に合わせてP子は自ら拍手(^^)
11時前に帰宅、お父さんの遺影を見てお父さんと認識(^^)、時間を置かずお隣の生後七ヶ月の双子ちゃんを抱いておじいちゃんと若夫婦が来宅、赤ちゃんの仕草に「かわいい~!」の感涙の涙顔が止まらない。みんなが笑うと涙顔で笑う!器用なP子さん(^^)
赤ちゃんが帰ってから暫くして妹が来宅、「P子さんお久し振り○○ちゃんよ、分かる~?元気してた~?!」の明るい声に、初めは??顔、少しして笑顔で出迎え、お茶を飲み、カフェ○ちゃんの出前オーガニックベジタブル料理を食べながらの尽きない話に聞き入り、時々話の仲間に入ろうとムニュムニュと話すが妹も僕も理解出来ない~!(^^;)
一週間毎のお昼間帰宅であるが、車の乗り降りの時の体の運び方等が一時帰宅を始めた頃と変わらず。暫くは一時帰宅を楽しめそう~(^_^)v

2014/ 09/ 17 (水) 二人の時間が流れる幸せな日(^^)
僕を見るとニッコリ!
お昼はゆっくりと味わって完食!
お風呂の後は気持ちよさそうにウトウト!
ルーチンをしているときは笑顔でリラックス!
散歩の時は数を数えたり、歌を唱ったり!
でも、僕が帰るときはいつもの寂し顔!
顔に「さみしい!」と書いているのが帰り辛くする(^^;)

2014/ 09/ 18 (木) 気づき!
P子を「穏やか!・穏やかでない!」で見る目は間違い。
「いつものP子かな?。何を思っているのかな?。嬉しいことは何かな?。何をしたいのかな?。心配なことはないかな?。悲しいことはないかな?」と誰にでも思いやる心で接することがP子の人格を尊重した介護であることに気づきました。
【介護には判断は禁物。思いやる心で接すること】

昨日のPは笑顔も出て、おどけも出て、素知らぬ振りも出て、嫉妬も出て、いつものP子でした(^^)/

2014/ 09/ 19 (金) 暫くお休みしま~すm(_ _)m
「いつものP子」との日々を喜ばしい平凡な“よすぎ”を幹として、小さな“ひこばえ”の育てに勤しみます。そのことが小さなお役に立てればと思って頑張ります。

今日のP子は訪Pこのとき、僕を見て笑顔で迎えてくれたのに、自室に戻って少しウトウトして目を覚ましたら、僕を「この人誰?」と5秒ほどジーと見つめた後、思い出してくれました(^^) その後は「いつものP子」(^^)/

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コメント

9/19以来の顔出しです。
お休みをしていた間に私の過去現在未来での人生10大ニュースの第4番目に掲げられるであろうことが起きました。
ニュースの1番・2番・3番は当然私の死去とP子の死去とP子の若年性アルツハイマー罹病です。4番目は結果オーライの出来事でしたが心に仕舞って置きます。

P子は神様が人生の最後に与えてくれた楽園で日々穏やかに過ごしています。
「輝きましょう!みんなの輪の中で」

介護にあたって持ち続ける僕の気持ちです。
「妻よりも先に死ねない悩み持ち」

2014/ 12/ 03( 水) 05: 39: 14| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
【家族の認知症に気づいて支える本】
 <徴候と対応がイラストでよくわかる>
監修;斉藤正彦(東京都病院経営本部松沢医院院長)出版社;小学館
<<本人が感じていること>>
 初期;「おや?」というかすかな不安
 前記;自分でなくなっていくような怖さ
 中期;足下に穴が開くような感覚
 後期:「宙にひとり浮かぶ」ような寄る辺なさ

☆認知症でいちばん困っているのは本人だという視点で書かれています。
 *家族による介護は、家族の間のコミュニケーション
 *コミニュケーションの前提は病気になった方の心に寄り添うこと
 *病気の人を更に苦しめるようなことはすまい、という覚悟が必要
2014/ 10/ 22( 水) 07: 02: 54| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
1年経ったんですね。
このような場面で、どのような言葉をお掛けするのか存じません。心の内からは、ほんわりと温かく「いいなあ」という気持ちが湧きます。

先日のETV特集で、「病人じゃない、そういう人として接してほしい」という認知症当事者の方の言葉が心に残っています。うろ覚えですがっ(>_<)
きっとすべての人間にそう接するべきなのでしょうね。
2014/ 09/ 23( 火) 15: 28: 23| URL| E-テレビ# jr4Sll1s[ 編集 ]
 

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