「認知症の妻(P子)と生きる」 8/1~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年8月1日~10日 >
2014/ 08/ 1(金) P子の大泣きと大笑いは…?
昨日はいつもより30分程早い訪P子。自室で穏やかにウロウロしているP子にいつものように笑顔とオバージェスチャーで声掛けして椅子に座らせてヨーグルトを食べさせようとすると突如「ありがとう~!」「ありがとう~!」と言って大泣き、「P子さん何か嫌なことがあったの?」と聞くと首を横に振る。「茂徳さんが優しいから嬉しいの?茂徳さんに感謝しているの?」と聞くと首を縦に振る。「P子さんと茂徳さんは夫婦だから当たり前だよ。茂徳さんが3回も入院したときP子さんが看病してくれたじゃない!」と話した後に「P子さんと茂徳さんは夫婦だよ!、結婚して44年も一緒に居るんだよ!」と話すとキョトンとしている。悲しいことだけど僕達が夫婦であることを忘れているのかも!そして時々思い出しているのかな(^_^;)
それからはいつもの笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話のあるといつもの明るいP子(^^)

お昼の介助が終わってから「茂徳さん、これから街に買い物に行って、その後友達と一杯呑みに行くからね!」とお猪口でお酒を呑む仕草をして話すと大笑い。大笑いは行ってらっしゃい!のサインかな?

昼食を終えて部屋に戻り、歯を磨き・トイレ介助して、部屋をウロウロしても躓かないように片付けて、フロアーに出てスッタフに預け「明日来るからね~!」と語り掛けて別れると「分かったよ!」という顔付きで穏やか。スタッフが「行ってらっしゃ~い!」と言いながらP子の手を取って振ってくれる。(感謝)

午前中は訪問歯科の口腔ケア、奥歯のブリッジに?はあるが「P子さん歯が綺麗だね~!」と言いながら歯磨きをして貰って今回も終わり(^^)
(P子は大きく口を開けることは出来なくなっている)

2014/ 08/ 2(土) P子のとって多忙な一日を花◎で過ごしました
昨日はP子の普段の生活リズムから比べると何倍も忙しい日でした。
9:40から入浴、10:20帰室して直ぐ園所属のマッサージ師のマッサージ(20分間)、終わっていつものルーチン、途中で茂徳さんのお昼のお弁当買いを散歩を兼ねてお手伝い、お昼を食べて一休みしてルーチン、13:30個人的音楽療法(30分間)、14:20フロアーで皆さんとおやつ、14:50P子が以前から治療を受けていた結構遠い皮膚科へ水虫薬を頂くだけの診察と友人来宅で帰宅、とP子に取ってはめまぐるしい日中だったと思います。
しかし訪園中、P子が笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話を繰り返して穏やかに自室ウロウロをしながら過ごしているのは、時々僕が夫であることを忘れているが、任せて安心の茂徳さんと一緒にいるからかな?
うぬぼれも時には心を癒します(^^)/

ちなみに、ルーチンとは、①自室で持ち込みのR-1、ドライ3種(プルーン・クルミ・干しリンゴ)、チョコレート、果物、日替わりでトマトジュースと牛蒡茶、時々お菓子とチーズ等と園の10時のコーヒーを分け合って飲食。②手と指・足と指・ふくらはぎ・肩・首・頭のマッサージと歯磨き。③園内廊下等をすれ違う方達全てに声掛けしながら散歩、です。

腰痛も落ち着いて歩くことには支障がなくなりました。腰痛になってから自転車で通っていましたが、これからはエコ実践で自転車活用です。しかし、このことはいつまで続くか分かりませ~ん(^^;)

2014/ 08/ 3(日) モードスイッチ切り替えが??でP子は…(>_<)
昨日は一人お喋りが出て短い会話もするが、笑いと笑顔が少なく、といっても落ち込むこともなくルーチン・お昼・おやつ・爪切りの時以外は唯々歩いていました。
疲れているだろうと思ってフロアーの長椅子に一緒に座ると僕の手を取って引っ張り直ぐに歩き始めるの繰り返し(^^;)  
ここ暫く歩く時の左足の出し方が異常で転倒の恐れがあるため再度理学療法士さんの診察を受けましたが、左足の出すタイミングがずれているが体のバランスは取れているので理学療法士さんも悩んでました。
左足の出すタイミングが遅れることで右足の歩幅が広くなりバランスを取って、その分スピード早くなっています。
スタッフの助言で靴を取り替えて暫く様子見です。
今まで履いていた靴はスッタフが直ぐに洗ってくれました。感謝!

夜シッカリと眠ってくれるかな~?と心配しながら帰りました。

2014/ 08/ 4(月) P子は低空飛行でも頑張ってます(^^)/
昨日のP子は顔を合わせるとニッコリしましたが笑顔・笑いが少なく始終歩き回り落ち着きもないな~?と感じるも低空飛行で頑張っていました。

昨日曜日は一時帰宅の日、家に着いた時は自分の家だと分かってか?落ち着いて家に入り、お父さんと仏壇にご挨拶、お父さんの遺影を指差すと顔を上げて「お父さんだ~!」と暫く見つめていました。
その後は僕がお昼の用意をしている間、部屋・洗面所・台所を左足変則でウロウロ歩くので危なくて目が離せません。見ていると家具の間は上手にすり抜けるのですが時々壁に頭をゴチン!、ビビ猫はしっぽを踏まれフギャー!と大声で泣いて雲隠れ。
お昼を分け合ってゆっくり時間を掛けて頂き、僕は一休み、P子はウロウロを再開。
家では障害物が多いので危険回避のため頃合いを見て早めの帰園。
園に戻ってもおやつを頂き、きっとお腹は大満足だと思います。
園でもウロウロが続きました(^^;)

2014/ 08/ 5(火) なんて穏やかな日(^^)/
昨日は家のお掃除で昼食直前に訪P子、顔を合わせると笑顔、トイレの介助の時「ありがとう!」と言って涙顔になった以外は明るく、笑顔・笑い・一人お喋りが出て安定飛行、しかし休まずに歩き回ることと足の運びは一昨日と変わらず。マァ~!なんて器用な歩き方(^^;)

午後からユニットの皆様と生け花。Pは茶道(裏千家準教授)をして亡き先生の後に先輩と教えていたので生け花もある程度は出来たが興味を示さず。僕が無手勝流で挑戦、スタッフの一花の位置変更で素晴らしい作品に(^_^)v

生け花は最初の一花で全てが決まる、いや決めざるを得ない。このことは先の見えない人生をどう生きていくかの判断に通じる。予測し判断するには自らが集めた情報から選択するしか道はない。
自分の人生の道作りは集めた情報とその情報量で決まるかも?

僕が思った『生け花の極意』
 ①核となる花を決る。
 ②器の中で位置・方向を決める。
 ③これっという長さで意を決して切って刺す。
 ④後は選んだ花で作品を仕上げる。
僕は①~③で時間の大半を使いました。

2014/ 08/ 6(水) P子は昨日も安定飛行(^^)/
朝の訪問持、フロアーの長椅子で傾眠しているP子に近づいて両手を挙げおどけた仕草で「P子さん~、おはよう~!」と声掛けするとP子も目を明けて少し両手を挙げて笑顔で応える(^^)
僕との会話を楽しんでいると、スッタフの「P子さん~、お風呂ですよ~」の声掛けに腰が重く手を引っ張られて渋々立ち上がってスタッフと手を繋いでお風呂へ。30分程して帰室の時は少々疲れている様でしたが短い会話の受け答えはシッカリ。
体の左傾きがひどくなり歩く時の左足の出し方の異常も心配だけど、笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話がよく出て穏やかに過ごしました。
フロアーでは他の人の会話に反応し笑顔が出ました。僕のオナラにも爆笑。

元組織の中間管理職時代、欧州研修旅行に行った他組織のメンバー達(10数年振りに会う人が2名)と久し振りに会って暑気払い。皆さんと別れて少し回り道をしてはしご酒を楽しんで来ました(^_^;)

2014/ 08/ 7(木) 安定飛行が続く(^^)/
フロアーのソファーで傾眠のP子に近づいて「P子さん~おはよう~!」と声掛けするとニッコリ(^^)
昨日のP子は童謡のCDに会わせて歌い、「水やりは?」とか、「可愛いね!」とか、その他に意味不理解の発語もあり、笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話がよく出て穏やかに過ごしました。
しかし体の左傾きと左足の出し方の異常は変わらず。
前から感じていたのですが、何をするにも動作が緩慢になってきている様(^^;)

左足の出し方異常でか?人差し指の上側にスレ傷と思われる傷があったので、スッタフに伝えると直ぐに看護師さんが来て「悪くなる様だったら皮膚科の先生に診て貰いましょう!」と言って応急手当、素早い処置に感謝です。

14:25頃から30分程の訪問マッサージ、マッサージ中は彼女の声掛けにダンマリをしていましたが、彼女と僕のココナッツオイルの効用とかP子の病状に関わること等の話はシッカリ聞いて話の内容はほとんど理解しているかの様でした。

夕方、お孫さん来られた近所の家族と回転寿司を食べに、帰ってからお隣にご夫婦も交えて花火を楽しみました(^^)/。
P子にも花火を見せたかったな~!

同日( 08/ 7 ) 散歩中「茂德さんは?」と言って僕を見る
今日はフロアーを穏やかにウロウロ。声か掛けにゆっくりと振り向いてニッコリ。持ち込みおやつは傾眠しながらパクパク。
看護師さん2人が来て足指の傷の手当てとP子の日常の動きが緩慢になっていること等を話してメマリーを10㎎から15㎎に増量するか先生の診断を仰ぐことにする。
手を繋いで散歩中に僕を見て「茂德さんは?」と尋ねる。僕を親切な人と思っていたらしい(^^;)二人のスッタフに仲良く手を繋いでいるのは「茂德さんよ!」と言われてバツが悪そうにニヤ
お昼を食べている時、大声で叫ぶ方がいてP子は頻繁に立ち上がり落ち着かなくなる。部屋に帰ってもソワソワとして何かを訴えてくるが解読できない(^^;)

今日は尊敬する友人と映画を観るので早めの帰宅。
明日は早朝出発・深夜帰宅で急遽大阪に行ってきます。

2014/ 08/ 10(日) 始めはニコニコ、中シクシク、終わりは??
一昨日は用事が出来て訪P子を休みました。訪問時スタッフと立ち話で情報交換をしていたらP子がソーッと近づいてきて発語はないけど話の輪に入りました。自分のことを話していると感じたからでしょう!
二人で帰室しながら大阪に行ったこと、僕の二人の兄とも元気であったこと等を話すと「よったね~!」と言って笑顔。しかし時間を置いて話すと覚えていない(^^;)
10時に入浴、10:30に穏やかな顔で帰室。直ぐにナースが来て左足指の親指にも出来たスレを処置。そして明日からメマリーを10㎎から15㎎にして様子を見ることになったことの報告を受け了承する。
後はルーチンをしながら、途中に幻視で猫が見えたのか?下の方を指差して「かわいい~!」と言ったり、お人形さんを指差して姉や妹の名前を呼んだりして明るく過ごす。
しかしお昼ご飯を食べて自室に戻ってから僕が側に居ても手を繋いで散歩をしていても何度も「茂德さん~」「茂德さんはどこ?」と繰り返し涙顔。その都度僕が自分に指を差して顔を合わせて「茂德さんだよ」と言っても“分からない~”と言ったり、首を横に振って断続的に涙顔になって止まらず。
ヒョッとしたら昨日来なかったが起因しているのかなと感じていました。
3時のおやつを済んでからは落ち着きは取り戻しましたが、僕を見知らぬ人の様な素振りが時々見られ、僕が帰宅を告げてもただ見つめるだけでした。

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コメント

昨日朝、訪P子したときは穏やかにユニットの中をウロウロ。スッタフの「今日は機嫌が良いですよ!」の声に、離れた所から「P子さん~、おはよう~」と声を掛けると、「おはよう~!」と返事をして、振り向いて変則歩きで僕の方に歩いてくる。が、僕の前を素知らぬ振りでスタスタと通り過ぎる。キャー!
スッタフが「あらあら!P子さん~旦那さんだよ~!」言ってともども大笑い。
P子は結婚して43年の僕の声は覚えているが顔は忘れているのかな? 

自室に戻ってハグをすると昨日より気分が良いように感じる。そして殆ど休むことなくウロウロ!
午後一の訪問歯科の口腔ケアに少し介助が必要であったが、ルーチンでは自主的に動作をする様子も見られ、お昼も・おやつも傾眠せずに完食(^^)/
僕が帰宅するときの様子も前日と同じで穏やか。

夜は地域の大勢の仲間(見知らぬ方もいる)と呑んで食べてカラオケ(^o^)
僕に取っては、栄養補給と笑いの渦の中でのエネルギー充填。ただ3時間いて2曲しか歌えませんでした(>_<)

カラオケ仲間に入ったきっかけは、ご近所の方がカラオケの世話役を紹介してくれて、驚いたことにその方のお母さんが同じ園に入所、良く顔を合わせ気軽に誘いの声を掛けて頂いたからです。

縁は大切にすれば、出会いが自然と増えますね。『感謝の心と幸せの心は裏表』


2014/ 08/ 22( 金) 06: 46: 02| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日の一日。9:50頃にフロアーをウロウロ歩いているP子と顔を合わせ笑顔で「P子さん~おはよう~!」と声掛けすると、つぶやく様な小さな声だけどニッコリ顔で「おはよよう~!」。
自室に戻ってハグして椅子に座らせ、ルーチンと手もみ足もみをする時はウトウトとまどろみながらも声掛けには応えてくれる。笑顔がたまに!。
座っていない時は歩き回り、時々壁やドアにゴッツン!。
時々、笑顔・笑い・一人お喋り。そして、こうかな?あ~かな?と思いながらの会話。
14:20訪問マッサージ、目をつぶって無反応で身を任せて腕・肩・首のマッサージ。しかしマッサジ師と僕の話は聞いてるよう!時々ニヤ!と笑う。
おやつを頂いて、15:00頃に帰宅の準備、①ケガ防止のため片付けと椅子の整理、②歯磨き、③CDの取り替え、④トイレ介助。
その動きにP子は、茂徳さんという親切な人は居なくなるんだな?と何となく感じているよう。
15:20頃帰宅準備が終わって「P子さん~、ビーちゃんにご飯をやらなければならないから、これから帰るからね!」と声掛けしてフロアーのソファーに座らせ、僕はP子を見上げるよう腰をかがめ両手を取って「明日来るからね~、みんなと一緒に居ようね!」と語り掛けP子の反応を見る。この所無表情の中に「仕方ないな!」の諦めを感じる。
スッタフに「ありがとう~!よろしくね~!」とお礼を言って姿を消す。
<補足>
帰り際に「……ビーちゃんにご飯をやらなければならないから、……」とビーちゃんを出すのは、P子がビーを小さい時から育てた猫(猫年齢14歳)で僕の帰帰る言葉に一番納得するから。

【余談】
「幸せは、平凡な日々の積み重ね!」かな?(^^)


2014/ 08/ 21( 木) 06: 27: 51| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日は家のお掃除の日、訪問したときは既に若いスッタフが食事介助中、お昼前にお風呂に入った疲れからか傾眠しながら?の食事、それとも食事介助の仕方の不満からか?なかなか口を開かず。僕が交代するとP子ペースでなんとか完食。
その様なことがあったからか?その後は笑顔も一人お喋りもあまり出なかったが、廊下散歩をしたりして穏やかで屈託のないいつものP子で過ごしました。

スッタフは認知症で介助される人は自分の意志や感情を言葉にして話せないことを学んでいるのだから実践して欲しいし、介護現場で学んで思いやる心を持ったスキルの向上に繋げて欲しい。
スタッフの思いやる心を持った介護が家族としての信頼を大きくし安心してお願いすることができて、家での日々を安寧に過ごせる。
2014/ 08/ 20( 水) 06: 24: 24| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
一昨日、P子のいとこから焼き栗を頂き、昨日訪P子をして直ぐに「○○さんから貰った美味しい栗だよ!」言って二人で食べました。
暫く経った午後に突然「○○ちゃん~」と言って椅子から立ち上がるので、「○○ちゃんに会いたいの?」と言うと「ウン!」と言って頷く。「声を聞く?」と言って電話を掛けるが繋がらず、残念!
後から彼に話すと、小学生の小さい頃に栗の木のあるおばあちゃんの家でよく鉄板で栗を焼いて食べていたとか。

記憶の繋がりに驚く! 
午前の焼き栗の味 → 小さい頃の思い出 → 暫く経った午後の「○○ちゃん~」の発語

このことを脳はどう結びつけたのか、やっぱり色んなことが侵されても、心と感情はいつまでも残っているんだ~!
2014/ 08/ 19( 火) 06: 37: 16| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日も自室のベッドに横たわって傾眠。ただ靴を脱がず変な格好だけど(^^;)。
朝、スタッフに挨拶してユニットに入ると、スタッフから「P子さん、たっぷりの排便があって、元気に歩いてますよ!」の返事があったが、P子の姿が見えない。スッタフも驚いて部屋に急ぐとベッドに横たわって照れ笑い。
15・16・昨日と自室に戻って休んでいることに、P子は自室が分かっていることの確証を得た気持ちで嬉しい(^^)/ 
手もみ足もみ散歩とそれにココナツオイルの効果かな…!?

昨日も、いつものルーチンと爪切りをして、いつもの帰る時間まで明るく穏やかに過ごしました。
が、帰る時の声掛けには寂しい表情を見せて歩き離れて行きました(>_<)
2014/ 08/ 19( 火) 06: 03: 57| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
「アルツハイマー病の妻とともに」を読んで心に残った言葉
  著者;アルフレッド フールマン 訳;那須弘之

《 アルフレッド フールマン氏の基本的な考え 》
◎アルツハイマー病患者の赤ん坊への回帰
 大人が知覚・思考・行動力を失い、その人間存在をまったく変えてしまうと  き、彼らはもう一度違ったふうに赤ん坊の時代を生きる、しかもかっての調和 と屈託なさの中で。
◎アルツハイマー病患者の家族
 彼らは皆まことに超人的な苦しみを担う、しかしそれを悲嘆と絶望に終わらせ てはならない。たとえ彼らの苦しみがどの様に測りしてない程のものであって も、そこには神に与えられた奥深い意味がある。
◎どんな苦しみよりも大きく
 おまえの愛がどんな苦しみより大きければ、おまえの心は想像を絶するものに も耐えるだろう。おまえにすべての力を捧げる用意があれば、おまえは人間ら しく生き続けられるであろう。
◎慈悲――最高の愛
 男女の愛は人を幸せな気持ちにさせる。慈悲の心は人間の悲惨な苦しみを和ら げる。二つとも素晴らしい献身的な愛である、最高の愛はしかし慈悲の心に与 えられる

《 心に残った言葉 》
◎第一章 アルツハイマー病の第Ⅰ期
*アルツハイマーは脳疾患によって自分の人なりとそ の現存在を根底から変えてしまう
*アルツハイマーは二次的な病気のみによって救済さ れる。…それは死!
*人間は身体と精神の他に心がある。心はアルツハイ マーでも侵されない。し かし、心も過ぎた時代すな わち子供時代にそして赤ちゃんに。だから大きな 赤ちゃん同様の援助を必要とし保護されなければならない。大切なのは明るく 話す会話、微笑み、スキンシップ…これは心の栄養!
*自己批判・自己評価と自己観察が出来なくなる
*自信と安心感を!。脳に障害が出て精神機能・身体機能が衰えたことを感じさ せない繊細な向き合いが大切。ただ、決して心情の世界は変わらない。
*病気に罹っている器官は、特に進行性の強い病気では、負担を与えることはせ ず、むしろ大切にすべきである
*脳萎縮疾患は薬物によっても、精神的訓練によっても絶え間なく進行する
*自分の行為について意識的に弁明することが出来ない
*何を行うにも、これから行うことを話し掛けて一緒にするという連帯感が安心 と自分に対する許容を生む
*手先の能力がなくなる。…教えても徒労。失われた身体的能力は二度と回復し ない。
*巣症状…大脳に局在病変がある場合、それに対応した精神・神経機能障害(脱 落あるいは刺激症状)が起こる。運動・知覚をはじめ複雑な言語。行為・認  識、更には記憶・意識・感情・意欲等までに関係するものもある
*アルツハイマー病に特徴的ともいわれている家族的負因
*調和が必要。自分自身が内面でも均整の取れた状態を保ち、患者についても理 解と善意と愛情を持って接する様に努めなければならない
*アルツハイマー病の患者は自分に起きていること全てを意識・知覚することが 出来ない状態である
*アルツハイマー病の患者は一部の行為能力は残っている。しかし選択する能力 はない
*積極的安楽死など論外、しかし何もしないで消極的安楽死を待つなんて出来な い
*アルツハイマー病の患者は話し掛けても反応もなく、そして届かない所に居る 様に見えるが、実際には一つの通じる道がある。それは患者の感情と心の道
*アルツハイマー病に存在している命の要求を…

◎第二章 アルツハイマー病の第Ⅱ期
*この病気には家族的負因が特徴的であるという見解は等を得てないように思わ れた
*妻は周りに何が起こっているか感じとることができない
*私は不安もなく生きていく彼女に安堵する
*彼女は自分にふりかかる運命に気づかない
*何というアルツハイマー病者への恩籠
*丸7年間妻は自分の意識もなく応答もせず完全に麻痺してベッドに横たわった ままである。しかも彼女の死は今のところ予測できない。アルツハイマー病患 者が健康ならなお長い間生きることができ、そして死は二次的疾患に因っての み起こる

◎第三章 アルツハイマー病の第Ⅲ期
*口の手入れ。妻は意識がないため吐き出すこともできず、すべてを飲み込んで しまう。歯ブラシが口に触れると、妻は不安感から即座に口を閉じようとす  る
*噛むことができなくなった妻には誤嚥や嘔吐を防ぐために「四か月栄養開始」 と書かれた幼児食まで後退した
*アルツハイマー病自体よりも、進行した気管支炎の方が妻の介護をますます難 しくした。ありがたいことに人間は自分の役目がより困難になれば、それに相 応して内面的に成長し、ますます我慢強くなれる
*精神病者を「生きる価値のない」人間として評価することはぞっとする、正に 悪魔のような考えである。自分で全く何もできない状態であっても、価値を  持った神の被造物である。妻はアルツハイマー病にもかかわらず人間としての 価値においては不変のままであるという私の固い確信が、私に妻のアルツハイ マー病の運命に対して諦めず、くじけないようにさせる力を与えてくれた第一 のものである
2014/ 08/ 18( 月) 07: 09: 12| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨朝、フロアーをウロウロしているP子さんに顔を近づけて「P子さんおはよう~!」と声掛けすると、おどけた顔で笑って「おはよう~!」の言葉にオーバーアクションで「なになに~!」と応える。皆さんに見せたい程のおどけ顔。スタッフは時々遭遇する(^o^)
自室に戻ってハグをするとハグが返ってくる(^^)
昨日は一週間ぶりの一時帰宅、お父さんの写真を指差すと「お父さんだ~!」と言って眺める。これは記憶確認の大切な一つ
僕がおやつやお昼の用意をしている時、部屋をウロウロ、何に興味を示したのか仏様の部屋によく入る。
おやつとお昼(ピザパイとマルちゃんサラダ)を食べ早めの帰園。
自宅でも園でも明るく穏やかでウロウロ歩き回る。

スタッフの話『「この頃は泣くことはない。スタッフにソーと寄って来てスッタフを驚かせる。スッタフの後を付いて歩く。」そして「お父さんを捜して来て!」と言うと「茂徳さ~ん」と言いながら歩き回るとのこと。
嬉しい話を聞きました(バンザイ~!)

余談ですが、早めに帰宅してP子のいとこ達と新宿で暑気払い。焼き鳥が旨かった~(^^)/
お店は南蛮亭、現役の時は友人を誘い・誘われて、そしてP子と何度か行ったお店。僕の一番の好物は手羽先(^_^)
僕の味覚信念「手羽先の旨い店は旨い店!」

2014/ 08/ 18( 月) 05: 56: 15| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日朝の訪問時、自室(ドアは開いている)の椅子に座って傾眠中、声掛けに頷くが傾眠、お風呂から上がってきても傾眠、持ち込みおやつも食べながらも傾眠、お昼ご飯も傾眠しながら完食。
廊下散歩は僕の手を離さず、左足出し変則でスタスタと歩く。
ヒョッとして似非傾眠!。
笑顔を時々見せ、穏やかな表情と一人お喋りで僕との時間を楽しんでいるかのよう~(^^) 僕の思い込みかな?(^^;)
僕が帰る頃になるとウロウロ。フロアーの長椅子に座らせ「帰るからね~」と話すと、もう帰るの?という顔で頷く。僕がユニットから出る時に振り向くと既に立ち上がってウロウロ。

今日はオレンジリングのことを復習するために早めの帰宅、「認知症サポーター養成講座」を受講しました。
2014/ 08/ 17( 日) 05: 38: 51| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
朝P子を訪ねると、自室(ドアは開いている)のベッドに変な格好で傾眠している姿に思わず笑い声を掛けると笑顔で応えて自分で苦労しながらも起き上がる(パイパチ) 僕はカンバレ!ガンバレ!と言って見守っているだけ。
11日からメマリーを5㎎増やした効果で、昨日より心持ちハイになってるのかな?

専属マッサージ師のマッサージ、個別音楽療法でP子に取っては多忙な一日であったが、落ち込むことはなく、笑い・笑顔・一人お喋り・短い会話等々が出てて穏やかに過ごし、帰るときも頷いて見送ってくれました(^^)/
マッサージの時は、声掛けには応じるウソ寝
音楽療法の時は、前半は笑顔が出てピアノと歌に合わせて足でリズムを取ったり、手を叩いたりしたが、後半は小さな声で歌うだけ。
念のため、自室に帰って僕が手を叩きながら歌い始めるとP子も手を叩きながら結構長く歌う。園に入所してからそんな動作が見られなかったので、音楽療法の効果が薬の増量で歌って・手を叩き・歩く動作が蘇ったのかな?
なにせ!気持ちの楽な見守り・介助の一日でした(^^)/
2014/ 08/ 16( 土) 06: 24: 31| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日はフロアーの長椅子で傾眠しているP子に「P子さん、おはよう~」と笑顔で声掛けすると、うっすら目を開けニッコリ!
自室に戻ってルーチンをしている時も声掛けに笑顔を見せるが傾眠。そして、突然何か思い出しては一人お喋りをして笑ったりそして泣いたり。
散歩は僕の手をひっぱて左足変則スタイルでスタスタ。「P子さん~休もうよ」と言うまで歩き続ける。
15時過ぎに歯を磨いて、部屋を片付けて、トイレに行って、フロアーのソファーに座らせて「帰るからね!」と話すと頷いて笑顔を作り応える。
穏やかな時間を過ごしました。

P子さんは、15時頃に僕が部屋を片付け、CDをセットして童謡等の曲を流して、歯磨きとトイレの介助をして、フロアーのソファーに座らせる一連パターンが、茂德さんが居なくなることの学習となって、諦めか?納得?をしているのかな(^^;)
2014/ 08/ 15( 金) 05: 15: 23| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨朝の訪問持、フロアーの長椅子で穏やかな顔で傾眠、「おはよう~」の声掛けに目を閉じたままで頷くだけ。昨夜は寝付きが悪かったよう。
訪問マッサージは大半寝ているし、おやつも半分程しか食べない。但しお昼と持ち込みおやつは完食。
散歩は自分から「行こう~」「まだ歩く!」と意思表示をして結構歩きましたが、笑顔・笑い・一人お喋りの少ない低空飛行の一日でした。
これが病気が徐々に進んでいる今のP子だと思うと、時々見せる天使の笑顔に笑顔とスキンシップで返しHappyな日を過ごしました(^^)/
2014/ 08/ 14( 木) 05: 40: 59| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日は訪P子が遅くなってスタッフがお昼の介助中、僕がフロアーに入ってP子から姿が見えないところで皆さんに「こんにちは~」と挨拶するとスタッフが「P子さんの口が止まったよ!」と言って、P子は僕の声がする方をシッカリ見ていたとのこと(^^)
お昼の介助を交代して食べ終わって自室に戻り、ハグをするとハグを返して来ました(^^)/
夫であることは忘れても茂德さんを覚えていることで僕はもうニコニコです(^^)/
昨日の様なヨソヨソシさはなく笑顔と一人お喋りは少ない様に感じたが、散歩をいっぱいして穏やかでホンワカした日を過ごしました。
ただ、園主催の音楽療法では皆さんの歌を静かに聞いているだけで興味を湧かしませんでした。
興味を湧かす心の芽が枯れて来ているのかな?(^^;)
帰宅時間になりフロアーの椅子に座らせて「帰るからね~、明日また来るよ~」と話すと頷いて分かったよ!の顔に笑顔を返して帰宅。
2014/ 08/ 13( 水) 06: 41: 17| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 
昨日の朝、「おはよう~茂德さんだよ~」の声掛けに「おはよう」と応えるが笑顔はなく嬉しい~!の表情表現もない。一日の殆どを歩き回る。
穏やかで一人お喋りは頻繁に出て、時々幻視が現れ「きれい~!」とか「かわいい~!」の発語、何が見えているのかは問いかけても言葉にならず何を言ってるのか分からない。姉さんや妹の名前を呼ぶこともある。
短い会話は出来て場面場面では喜怒哀楽も出るが、以前のP子を思うと笑顔が少なく、気持ちが少し落ち込んでいるように見え、よそよそしさを感じるのが気掛かり。
そして帰宅するとき、両手を取って「帰るからね」と言うと「」お世話になります」と言って頭をぺこりと下げる。一瞬身を引いて驚きました!
3時頃に僕が帰るのはもう分かっていて、その時間になると僕は夫ではなく、毎日来て面倒をみてくれる親切な訪問者に頭のスイッチが切り換わっての発語か?
この所別れ際の顔はただ僕を見つめるだけ。
スタッフに帰宅後のP子の様子を聞くと、ここ暫くは後を追うこともなく泣くこともなく歩き回るかフロアーの椅子に目を閉じて座っているとのこと。

動作も緩慢、少しずつ病気が進行しているのかな~?
2014/ 08/ 12( 火) 06: 17: 30| URL| キーやん# mB.BT9Ic[ 編集 ]
 

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