「認知症の妻(P子)と生きる」 8/21~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年8月21日~30日 >


2014/ 08/ 21(木)平凡な日が二人の幸せ!
昨日の一日。9:50頃にフロアーをウロウロ歩いているP子と顔を合わせ笑顔で「P子さん~おはよう~!」と声掛けすると、つぶやく様な小さな声だけどニッコリ顔で「おはよよう~!」。
自室に戻ってハグして椅子に座らせ、ルーチンと手もみ足もみをする時はウトウトとまどろみながらも声掛けには応えてくれる。笑顔がたまに!。
座っていない時は歩き回り、時々壁やドアにゴッツン!。
時々、笑顔・笑い・一人お喋り。そして、こうかな?あ~かな?と思いながらの会話。
14:20訪問マッサージ、目をつぶって無反応で身を任せて腕・肩・首のマッサージ。しかしマッサジ師と僕の話は聞いてるよう!時々ニヤ!と笑う。
おやつを頂いて、15:00頃に帰宅の準備、①ケガ防止のため片付けと椅子の整理、②歯磨き、③CDの取り替え、④トイレ介助。
その動きにP子は、茂徳さんという親切な人は居なくなるんだな?と何となく感じているよう。
15:20頃帰宅準備が終わって「P子さん~、ビーちゃんにご飯をやらなければならないから、これから帰るからね!」と声掛けしてフロアーのソファーに座らせ、僕はP子を見上げるよう腰をかがめ両手を取って「明日来るからね~、みんなと一緒に居ようね!」と語り掛けP子の反応を見る。この所無表情の中に「仕方ないな!」の諦めを感じる。
スッタフに「ありがとう~!よろしくね~!」とお礼を言って姿を消す。
<補足>
帰り際に「……ビーちゃんにご飯をやらなければならないから、……」とビーちゃんを出すのは、P子がビーを小さい時から育てた猫(猫年齢14歳)で僕の帰帰る言葉に一番納得するから。

【余談】
「幸せは、平凡な日々の積み重ね!」かな?(^^)  
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どれが一番お好きですか?

ブログの右側コラムにある「今日の一言 」ですが、最初は興味がなく無視していました。ところがある日、「最近の細菌(さいきんのサイキン)」を見て、ああ、語呂あわせかと気づきました。それが閲覧の度に変わるではありませんか。見事にはまりました。うん、数独には及ばないが、なかなかおしゃれな遊びだと。そこで少し記録をとってみました。
以下に、私の書き留めた「今日の一言集」をお目にかけます。どれが一番いいですか?

名作: 
①フットバスで疲れを吹っ飛ばす 
②生協が大盛況 
③過労じゃなかろう 
④火傷したんやけど 
⑤兵士もひげをソルジャー

秀作:
①太陽に会いたいよう 
②協会に行くのは今日かい 
③床屋に行っとこや 
④紅葉見に行こうよう 
⑤お金はおっかねぇ

佳作:
①大仏に、ほこりがだいぶつもったのぉ
②紅一点が、こう言ってんだろ!
③スイカは安いか 
④導火線をどうかせんと 
⑤イカはいかが?

駄作:
①虎を捕らえる 
②トナカイと仲いい 
③最近の細菌 
④桶をおけ 
⑤中華人民今日は酷(語呂あわせを逸脱しています。しかもヘイトスピーチ気味)

皆さんはどれが一番お好きですか? 自分で作って、つぶやいてみませんか?
ひょっとすると新手の認知症予防法になるかもしれません。なにしろ作るには一生懸命考えねばなりませんから。
最後に自作の駄作をご披露します。
記/今日のひとこと狂 
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かみさまほとけさま

今や、認知症は誰も避けて通れないと常識になりました。怖いです。
いま、かみさま・・云々の次に「数独」さまにご執心なのです。はじめは時間つぶしのほかなにものでもない・・と馬鹿にしていました。 脳トレにも利用されているかもしれませんが、問題がそばにあればつい挑戦してしまうんです。 読売日曜版にパズル募集とあり運がよければ旅行券が ゲットできる。(もっと別に運は使いたい・・)

数独・・どこが面白い、役立つ・・と並べてみましうか。
ひとつ、脳トレは認知症を寄せ付けない・・らしい。 (これで、本ブログの趣旨には沿うでしょう)
ふたつ、安上がり。(問題集一冊111問ありで660円、エンピツを消せば何度でも使え、紙は丈夫にできています。)
みっつ、介護の見守りと一緒に出来る・・・(これは問題発言で削除・・)
とにかく、認知症の怖さはランクどの辺りでしょうか。雷の次でしょうかね。数独のおもしろいところ次の三つはこれから捜します。 
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9月2日(火) NFS定期サロンのお知らせ

みたかNFSの皆さん、ご関係の皆様

今年の夏は本当に大変でした。猛暑に喘いでいるところに悲惨な土砂災害、思わず末世の到来かとつぶやいた方もおられるでしょう。さて、9月の定例会は2日(火)、いつものボランテイアセンターです。7月以来、久しぶりの顔合わせです。ふるってご参加ください。

     ― <今年度第9回 みたかNFS例会> ―
日時:平成26年9月2日(火)13時30分~16時30分ごろ
場所:みたかボランテイアセンター

 

プログラム 

① ひと言・自己紹介(全員)

② 傾聴とご相談:はじめてご出席の方を囲んで

③ 聞いて・きいてコーナー:みなさんからの報告と提案 
 たくさんの話題をお寄せください。

④ 協議事項

・みたか・NFSの公式ブログの公開・維持について
 仮ブログの発進以来、5000人近くの閲覧がありました。9月1日より正式ブログとします。

・夕どきオレンジカフェ・三鷹の7、8月の報告と問題点

・今秋の予定について
 各イベントへの参加、また例会を充実させる方策を話しあいましょう。

⑤ 懇談(時間まで)                以上

ボラセン地図
 

【学ぶ君のノート2】 シリーズ 2 スタート

これから週1回4週に渡り、NFS会員の学ぶ君の投稿 (ノート) シリーズ2 をお送りいたします。学ぶ君がご自身の体験や周囲の方から学んだことを一緒にお考えくださると幸いです。(ブログ編集部)

 私には二人の母親がおり、介護の時期を迎えております。その母親の介護を通し学んだことをお話させていただきます。最初にわが家の二人の母の介護の状況をご紹介します。
 私の母は102歳、要介護2、有料老人ホーム入居、チーム(兄妹4人)で介護しています。妻の母:93歳、要介護2、自宅で介護、ディーサービス週3回、妻と私が介護しています。
 次回から母親の介護を通し学んだことをお話させていただきます。

二人の母親の介護に学ぶ ♯1ページ:介護はその家族の絆の総決算
  平穏時は、仲の良い家族に見えても、介護の問題が現実に発生すると、その家庭の醜い面(誰が介護するのか、経済的負担など)が見られます。家族みんなで介護に取り組める家族でありたいものです。幸い、わが家は子どもたち全員が喜んで介護をしております。その様に育ててくれた両親に感謝しております。記/学ぶ君

 

介護・妻と生きる

介護・妻と生きる  記/三鷹市 キーやん

 86歳の義母・60歳の妻・59歳の私。私が、妻の介護を始めた時の家族構成です。義母は92歳の時に妻の姉が引き取り、子供はなく、それ以降は二人だけの生活です。妻に物忘れや行動の異変を感じ始めたのは妻が56-57歳の頃。不安の中で複数の病院を受診しましたが病名は付きませんでした。認知症の疑念も持っていましたが更年期による障害であればと念じていました。
 妻が59歳の時、文京区の大学付属病院に若年性アルツハイマー病の専門外来があることをテレビニュースで知り、妻の症状に符合する幾つかの項目を見つけたので、直ぐに電話で受診相談をして診察を受け入れて頂きました。このことは診察結果は別として不安解消の扉を開けることができた一瞬のチャンスでした。
 その病院で種々の検査を受けて出た診断は、私達夫婦には息が詰まる悲しい病名「若年性アルツハイマー病」でした。失意の中での先生との話しで、今も覚えている言葉は「奥さんとご主人と私のトライアングルで病気と闘いましょう」でした。妻の目を見つめて励まされ、私には「病気と介護を知るために家族会に入って介護先輩の経験話しを聞き、仲間と情報交換をして介護全般について学び、お二人に合った介護を考えて下さい」というアドバイスでした。認知症という終わりの見えない道を妻と走り出した一歩でした。
 
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[聞いて聞いてコーナー] カテゴリ登場!

おかげさまでこのブログも4000を超えるご閲覧をいただきました。
皆さまにあらためて御礼申し上げます。

そして本日、新しくカテゴリを加えました。
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下から2行目にご注目!

新カテゴリは「聞いて聞いてコーナー」です。
ん?どこかで聞いたことがあるような…、そんなあなたはNFS通です(笑)
実は、定期サロン(定例会)での1コーナーと同じ名前です。
内容も同じく、認知症や介護に係わらず自由な発言を募集したいと思います。
身の回りのこと、最近思うこと、なんでも構いません。

聞かせて聞かせて

 

第2回 夕どきオレンジカフェのご報告

お盆過ぎにもかかわらず、まだまだ暑い日が続いています。
そんなさなか、夕どきオレンジカフェ2回目を行いましたのでご報告します。

ゆうどきロゴ回目

開催内容:夕どきオレンジカフェ
開催日時:平成26年8月20日(火) 19:00-21:00
  場所:みたか・みんなの家
 参加者:11名


2回目もたくさんの方にお集まりいただきました。ちなみに前回は8名です。
初参加の方が2名いましたので、まず初めに皆で自己紹介を交わし、ご相談に入りました。

ご相談では、認知症状の段階に応じてご家族が今迷われることに、介護経験者が経験を語ったり、新たな提案がありました。話の流れで、今さかんに話題に上がるユマニチュードや成年後見人制度についても議論をしました。落ち着いた中に、ときに共感の笑いもあがり、終始なごやかな雰囲気でした。じきに定刻を迎え、お開きになりました。
ご参加の皆さまありがとうございます。


次回のオレンジカフェは9月17日です。
お気軽にお越しください。お待ちしております。

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入口はこの看板が目印
周りから陰になっているので、通り過ぎないように注意してください♪
駅を背にして、右に見える消費者センターをちょっと越えた左側です

 

「認知症の妻(P子)と生きる」 8/11~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年8月11日~20日 >

2014/ 08/ 11(月)記憶はまだらになっても感情は健常者!

昨日は一時帰宅の日。
朝フロアーをウロウロしているP子に声を掛けてもチラッと見つめるだけ、いつものルーチンの時も殆ど目を瞑って喜ぶでもなく嫌がるでもなくされるがままに(^^;)
しかし自宅に帰り、先ずお父さんの遺影を見せると「お父さんだ~!」と笑顔。その後活発に歩き回り、台所へ・洗面所へ・風呂場の中へと歩き回る。お昼もおやつも笑顔で食べ一人お喋りも活発、「茂德さん~」と呼ぶ声もよく出て短い会話も(^^)/
台風の影響で早めに園に帰ろうとして「P子さん、雨が止んでるから帰ろうか?」と言って両手を持って合図すると引っ張り返し首を横に振っておどけた様な顔でニヤリ!暫くして帰りを促すと渋々立ち上がり帰り支度。車の中では不機嫌、しかし帰園してスッタフに合うと愛想笑いかニッコリ。
自室に戻ると午前中の様なチョットよそよそしさを感じるP子に戻る(^^;)
ヒョッとして家での茂德さんは夫で、園の茂德さんは優しくて安心出来る茂德さん以外の人なのかも???
僕が帰るときも、ただ見つめるだけ(>_<)

2014/ 08/ 12(火)帰り際の「お世話になります」に(>_<)
昨日の朝、「おはよう~茂德さんだよ~」の声掛けに「おはよう」と応えるが笑顔はなく嬉しい~!の表情表現もない。一日の殆どを歩き回る。
穏やかで一人お喋りは頻繁に出て、時々幻視が現れ「きれい~!」とか「かわいい~!」の発語、何が見えているのかは問いかけても言葉にならず何を言ってるのか分からない。姉さんや妹の名前を呼ぶこともある。
短い会話は出来て場面場面では喜怒哀楽も出るが、以前のP子を思うと笑顔が少なく、気持ちが少し落ち込んでいるように見え、よそよそしさを感じるのが気掛かり。
そして帰宅するとき、両手を取って「帰るからね」と言うと「」お世話になります」と言って頭をぺこりと下げる。一瞬身を引いて驚きました!
3時頃に僕が帰るのはもう分かっていて、その時間になると僕は夫ではなく、毎日来て面倒をみてくれる親切な訪問者に頭のスイッチが切り換わっての発語か?
この所別れ際の顔はただ僕を見つめるだけ。
スタッフに帰宅後のP子の様子を聞くと、ここ暫くは後を追うこともなく泣くこともなく歩き回るかフロアーの椅子に目を閉じて座っているとのこと。

動作も緩慢、少しずつ病気が進行しているのかな~?
 
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書「アルツハイマー病の妻とともに」を読んで

「アルツハイマー病の妻とともに」を読んで心に残った言葉 
著者;アルフレッド フールマン 訳;那須弘之       

《 アルフレッド フールマン氏の基本的な考え 》

◎アルツハイマー病患者の赤ん坊への回帰
 大人が知覚・思考・行動力を失い、その人間存在をまったく変えてしまうとき、彼らはもう一度違ったふうに赤ん坊の時代を生きる、しかもかっての調和と屈託なさの中で。
◎アルツハイマー病患者の家族
 彼らは皆まことに超人的な苦しみを担う、しかしそれを悲嘆と絶望に終わらせてはならない。たとえ彼らの苦しみがどの様に測りしてない程のものであっても、そこには神に与えられた奥深い意味がある。
◎どんな苦しみよりも大きく
 おまえの愛がどんな苦しみより大きければ、おまえの心は想像を絶するものにも耐えるだろう。おまえにすべての力を捧げる用意があれば、おまえは人間らしく生き続けられるであろう。
◎慈悲――最高の愛
 男女の愛は人を幸せな気持ちにさせる。慈悲の心は人間の悲惨な苦しみを和らげる。二つとも素晴らしい献身的な愛である、最高の愛はしかし慈悲の心に与えられる
 
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