認知症サポーター養成講座の報告

 8月16日(土)午後2時~3時半に三鷹市・市民協働センターで開催した「認知症サポーター養成講座 ~認知症にやさしい街 三鷹をめざして~ 」(主催:みたかNFS)のご報告です。お盆期間にもかかわらず27人の出席者があり、市民協働センターの第2会議室はほぼ満杯でした。

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わかりやすくご説明いただきました

  講師は西部地域包括支援センターの服部将志先生、演題は「認知症を知ろう !! 」で した。パワーポイントを使って、先ず “高齢化と認知症の現状”、続いて ”認知症とはどういうものか” のやさしく行き届いた解説があり、認知症になった場合の対処法に触れた後、”認知症の人・家族をみんなで支える地域を作りましょう!” というスライドで結ばれました。このすばらしい講演の後、参会者全員にオレンジリングをお渡ししました。なお、今回の講座開催は石原ひさし・静佳様ご夫妻(下連雀在住)のご尽力により可能になりました。一言お礼申し上げます。(石村 記)

 

成清さんからの提案

 皆様、みたか・みんなの広場運営委員長の成清一夫さんから下記のメール(提案)が寄せられました。ご覧ください。
 月刊地域保健のコピーを貰って9月2日の例会時に配ります。どのようなコラボができるか、例会時に議論していただけると幸いです。石村

<記>
From: 成清一夫 [mailto:knarikiyo@gmail.com]
Sent: Wednesday, August 13, 2014 8:53 AM
To: 石村さん@認知症家族支援会
Subject: 安心院プロジェクト

石村さん
昨日、テレビで安心院(あじむ)プロジェクトの紹介がありました。安心院は大分県の小さな町です。

そこでは、高齢者が集まって、料理のメニューを考える、買い物に行く、料理をつくる、そして食べる、ということで、認知症の予防に大きな成果をだしているということです。

高齢者が集まって活動するlことは、みんなの広場基本コンセプトにかなうことであり、認知症予防の取り組みであり、これから市役所と交渉する福祉住宅ピアの利用に適う、という一石三鳥の活動だと思います。

ネットでは記事はほとんどでていませんが、その研究結果が掲載されている月刊地域保健をとりよせ中です。到着したら、関係部分をコピーして配布します。

これは家族支援の会ともいっしょに活動できることであろうと考えています。いかがでしょうか。

よろしくお願いします。

--――――――――
成清 一夫 knarikiyo@gmail.com
NPO法人日本シニアジョブクラブ http://jsjc.web.fc2.com/
みたか・みんなの広場 http://minnannohiroba.web.fc2.com/

 

「認知症の妻(P子)と生きる」 8/1~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年8月1日~10日 >
2014/ 08/ 1(金) P子の大泣きと大笑いは…?
昨日はいつもより30分程早い訪P子。自室で穏やかにウロウロしているP子にいつものように笑顔とオバージェスチャーで声掛けして椅子に座らせてヨーグルトを食べさせようとすると突如「ありがとう~!」「ありがとう~!」と言って大泣き、「P子さん何か嫌なことがあったの?」と聞くと首を横に振る。「茂徳さんが優しいから嬉しいの?茂徳さんに感謝しているの?」と聞くと首を縦に振る。「P子さんと茂徳さんは夫婦だから当たり前だよ。茂徳さんが3回も入院したときP子さんが看病してくれたじゃない!」と話した後に「P子さんと茂徳さんは夫婦だよ!、結婚して44年も一緒に居るんだよ!」と話すとキョトンとしている。悲しいことだけど僕達が夫婦であることを忘れているのかも!そして時々思い出しているのかな(^_^;)
それからはいつもの笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話のあるといつもの明るいP子(^^)

お昼の介助が終わってから「茂徳さん、これから街に買い物に行って、その後友達と一杯呑みに行くからね!」とお猪口でお酒を呑む仕草をして話すと大笑い。大笑いは行ってらっしゃい!のサインかな?

昼食を終えて部屋に戻り、歯を磨き・トイレ介助して、部屋をウロウロしても躓かないように片付けて、フロアーに出てスッタフに預け「明日来るからね~!」と語り掛けて別れると「分かったよ!」という顔付きで穏やか。スタッフが「行ってらっしゃ~い!」と言いながらP子の手を取って振ってくれる。(感謝)

午前中は訪問歯科の口腔ケア、奥歯のブリッジに?はあるが「P子さん歯が綺麗だね~!」と言いながら歯磨きをして貰って今回も終わり(^^)
(P子は大きく口を開けることは出来なくなっている)

2014/ 08/ 2(土) P子のとって多忙な一日を花◎で過ごしました
昨日はP子の普段の生活リズムから比べると何倍も忙しい日でした。
9:40から入浴、10:20帰室して直ぐ園所属のマッサージ師のマッサージ(20分間)、終わっていつものルーチン、途中で茂徳さんのお昼のお弁当買いを散歩を兼ねてお手伝い、お昼を食べて一休みしてルーチン、13:30個人的音楽療法(30分間)、14:20フロアーで皆さんとおやつ、14:50P子が以前から治療を受けていた結構遠い皮膚科へ水虫薬を頂くだけの診察と友人来宅で帰宅、とP子に取ってはめまぐるしい日中だったと思います。
しかし訪園中、P子が笑顔・笑い・一人お喋り・短い会話を繰り返して穏やかに自室ウロウロをしながら過ごしているのは、時々僕が夫であることを忘れているが、任せて安心の茂徳さんと一緒にいるからかな?
うぬぼれも時には心を癒します(^^)/

ちなみに、ルーチンとは、①自室で持ち込みのR-1、ドライ3種(プルーン・クルミ・干しリンゴ)、チョコレート、果物、日替わりでトマトジュースと牛蒡茶、時々お菓子とチーズ等と園の10時のコーヒーを分け合って飲食。②手と指・足と指・ふくらはぎ・肩・首・頭のマッサージと歯磨き。③園内廊下等をすれ違う方達全てに声掛けしながら散歩、です。

腰痛も落ち着いて歩くことには支障がなくなりました。腰痛になってから自転車で通っていましたが、これからはエコ実践で自転車活用です。しかし、このことはいつまで続くか分かりませ~ん(^^;)

2014/ 08/ 3(日) モードスイッチ切り替えが??でP子は…(>_<)
昨日は一人お喋りが出て短い会話もするが、笑いと笑顔が少なく、といっても落ち込むこともなくルーチン・お昼・おやつ・爪切りの時以外は唯々歩いていました。
疲れているだろうと思ってフロアーの長椅子に一緒に座ると僕の手を取って引っ張り直ぐに歩き始めるの繰り返し(^^;)  
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【学ぶ君のノート】 ♯16~17 よい思い出だけが残る

認知症家族に学ぶ ♯16ページ:介護機関などを積極的に利用する
胃ろうにして要介護だった5だった母が
医師、ケアマネージャー、ディーサービス、訪問介護などの方々のお力添えによって、
食事もできるようになり、
要介護3まで改善し、
母に笑顔が戻りました。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯17ページ:よい思い出だけが残る
認知症の母が他界して14年、
最期の一年半を一緒に暮らし、
認知症の在宅介護の苦労を知りました。

それでも、年々、つらかったことの記憶が薄れ、
母といい思い出だけが強く残っています。記/学ぶ君


これで、学ぶ君による「認知症家族に学ぶ」シリーズは一時終了となります。
どのページが印象に残りましたか?ご感想お待ちしております。 

8/16(土) 認知症サポーター養成講座開催

~認知症サポーター養成講座開催のお知らせ~

当会では8月16日(土)の午後2時~3時半に認知症サポーター養成講座を三鷹市・市民協働センターで開催します。皆様、お誘い合わせの上、ご参加ください。なお、チラシには申込みの欄がありますが、お申込みは不要です。直接会場にお越しください。
認知症サダーター養成講座(完)
 

【学ぶ君のノート】 「認知症をくい止めよ」 を見て

7月20日放映 NHKスペシャル 「認知症をくい止めよ」を見て

最近の認知症のテレビ番組は、認知症患者の数の多さ(予備軍をいれると800万人)やマイナス的行動(徘徊、暴力など)を強調して、「不安」を煽る傾向ものがあった。いなか、今回の番組は、厳しい現実をベースにしながらも「希望」が持てる内容で、認知症患者と其その家族に勇気をあたえるとともに、何百万の視聴者に認知症を正しく理解させた意義は極めて大きいと考えます。当日紹介された四つの認知症改善対策について感想を述べさせていただきます。 記/学ぶ君

一つ、薬による改善
今までは新薬の開発が取り上げられましたが、今回は、他の病気の治療で使われていた二つの薬(脳梗塞等の治療薬シロスタゾールと糖尿病のインシュリン)が認知症の原因であるアミロイドβが減少に効果あることが紹介された。
(感想)
他の病気の薬の中に認知症に効く薬を発見した意義は次の3点から極めて大きいと考えます。
① 製薬会社、大病院だけでなく町医者でも地道なデータを蓄積していけば発見できる。
② 莫大な開発投資が必要ないので、安価で提供できる。
③ すでに安全性が確認されており実用性が高い。

二つ、介護技術の向上による改善
ユマニチュード(みつめる 話かける 触れる 寝たきりにさせない)というフランス生まれの介護法により、残っている任意能力を活かす(感情能力など)利点が紹介された。
(感想)
認知症患者は頭の認知能力は乏しくなっても、人間の能力は無限といわれてように、多くの能力(特に感情能力)が残されていることが分かりました。その潜在能力を引き出す キーワードは「心」と「心」の会話であると思いました。特に介護者側の相手を大切にする「心」です。
  
三つ、生活改善による改善
認知症は生活習慣病による発症率が高く、糖尿病は2倍、喫煙者3倍など、これに比べ運動している人は4割低い。また、禁煙、減塩、運動などは認知症改善に効果があることが紹介された。
(感想)
 これは認知症だけでなく、現代病の根源は「生活習慣病」であると思います。したがって、国家的事業として「生活習慣病」解決に取り組む必要があります。課題です。国民一人一人が健康になれば、人生が豊かになり、医療の費用も大幅に縮減できると思います。
 私は、この1年、毎日、早朝のラジオ体操とウオーキングを実施した結果、血糖値の低下など大きな成果がでており、その必要性を実感しております。

四つ、社会の仕組みを変えることによる改善
イギリスの医者の報酬制度(予防に取り組むとその成果により報酬が得られる)が紹介された。
(感想)
 日本の場合、国として認知症予備軍400万人の予防、改善に予算を重点投入(特に人的資源)すれば、雇用拡大の効果と医療費の大幅な削減効果が期待できると思います。(おわり) 

【学ぶ君のノート】 ♯13~15 心は失われない

認知症家族に学ぶ ♯13ページ:心は失われない

夫は、若年性の認知症です。
脳と体のバランスが取れなくなり、
暴力や幻惑、徘徊などに振り回され日々が長く続きました、

そうした夫との暮らしで実感したことは
「認知症になっても、心は失われない」ということです。

私に対して、「すまない」「ありがとう」という気持ちを伝えようとすることが何度もあったのです。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯14ページ:自分が変われば相手も変わる

義母を責めるのではなく、
自分から変わろうと決意。

怒りによる発言でなく、
愛情を持って言うよう心がけると、
義母も徐々に「ありがとう」というように変化していきました。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯15ページ:業者を変える

在宅介護を始めたばかりのころは、未経験で戸惑いの連続。
母もヘルパーやケアマネージャーの方と相性がよくなかったようで嫌がっていました。

私は悩んだ揚げ句に先輩に相談すると、
「介護業者を替えてみたら。ケアプランは介護される方からも提案するといい」と言われました。記/学ぶ君

 

「認知症の妻(P子)と生きる」 7/21~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年7月21日~31日 >
2014/ 07/ 21(月) お父さんと自分の家を覚えていた(^^)/
昨日は一時帰宅の日曜日、毎日のルーチンを終えて帰宅。玄関を上がらせたらP子は自ら部屋に入りました。僕がお父さんの遺影を指差して「お父さんだね!」と話し掛けると「そうだよ~!」と語尾を上げての発語に先週のことの不安が消え、また、先週とはまったく違った穏やかで落ち着いて顔の表情も明るいP子に嬉しくなりました。帰園してからも同じでした(^^)/
それと、帰園して僕が体の異変を感じてベットに寝ていると、「大丈夫?」と発語して心配そうに2回ぞき込み離れません。僕に気を遣う心は度々ありましたが「思いやる心」もシッカリ残っていると確信しました。

体が重かったのですが、番組はシッカリ見て、認知症800万人時代の項目にコメントを入れました。

(NHKスペシャル 認知症をくい止めろを観て)
今までの認知症番組は聞き流すことが多かったけど、昨日は目を話さずに見入り、嬉しい内容でした。
P子の病状を対象として観ると「脳の糖尿病」と「ニュマニチュード」と「ストレスホルモン」は、今、僕が実践していることでありの励みになりました。
重度のP子が穏やかに過ごしているのは、P子の優しい性格もあるけど、毎日P子と向き合って普通に繰り返し行っているルーチンワークに拠るものだと自信を持ち深めました。
次は、P子の失われた脳の指令機能の回復に向けて、「探りの一喜一憂」の模索を続けます。P子の見せてくれる所作が励みです。

2014/ 07/ 22(火) 顔を合わせると笑顔に!安心(^^)
心配はありましたが昨夜から少し強い睡眠剤に換えました。
目的は20時頃に睡眠導入剤と睡眠剤と飲んで就眠、午前1時頃から寝たり起きたりの繰り返しと自室内を徘徊をして、日中の傾眠が頻繁に見られることが再び感じる様になったからの判断です。
以前(入所して間もなくの頃と暫くしての2回)にスッタフに相談しましたが、応じることはなく「生活環境が変わったことに拠る不安からかも知れないので様子を観察しましょう。」でした。
今回は「園生活に慣れて落ち着いて来たのでナースに相談してみます。」と言っての睡眠剤の変更です。対応と処置に納得してます。

昨日のP子はよく寝たのか、スタッフの朝のトイレ介助・朝食介助の時の声掛けの反応が良く「ありがとう!」「分かったよ!」「終わったよ!」等の発語がハッキリと出て、自分の意志表現もいつもより出たようです(^^)/
自室に戻り、いつものルーチンをしながらの声掛けの対応がスムーズで笑顔・笑い・一人お喋り・僕を思いやる言葉「大丈夫」が出て嬉しい時間を過ごしました(^_^)v
今日も薬の副作用がなく、ニコニコP子であることを願ってます。

夕刻、P子にとってはチョットしたサプライズを求めに街に出ました。
美味しそうにビールを飲む姿を横目に目的を済ますと帰宅。
誘惑に負けないキーやんになりました(^^;)

2014/ 07/ 23(水) ハプニングに涙
昨朝、突然の腰痛に寝たきり状態になりP子を訪問できませんでした(>_<)  
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