【学ぶ君のノート】 ♯10~12 外出で気分転換

認知症家族に学ぶ ♯10ページ:外出で気分転換

見舞いに訪れた長年の友人から
「ご主人の世話ばかりしていないで、たまには、外にでないとダメ」と言われ、外出の誘いがありました。

私は夫の世話を子どもに頼み久しぶりに外出しました。
すると友人は自分と夫の両方の親を介護した体験を通し、
「外に目を向け、人と触れ合い、自分の心を軽くしないと優しい介護はできない」とアドバイスをしてくれました。
以来、ランチやコンサート、映画などに積極的に外出して、気分転換をするようにしています。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯11ページ:在宅も施設も正解

ある方から
「在宅介護と施設介護はどちら選んでも正解」と聞きました。

母を施設に入れた当初は、申し訳ない気持ちでしたが、
今は専門的な介護のよさを実感。これでよかったと思っております。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯12ページ:悔いのない介護はない

施設でなく、もっと家で母の面倒を見てあげた方がよかったと自分を責めましたが、
ケアマネージャーから「悔いの残らない介護はありません」と励まされ、
心が軽くなりました。記/学ぶ君
 
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【学ぶ君のノート】 ♯7~9 家族の応援

認知症家族に学ぶ ♯7ページ:家族の応援

毎朝、お茶を入れて母に「おはよう」と、笑顔で挨拶してくれる夫、
近所に住み、母の話し相手になってくれる子どもたち。
楽しく家の中をはしゃぎ回る孫たち――。

母の面倒を私一人で見ているような苦しい気持ちから開放され、
多くの家族に助けられていることに感謝しています。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯8ページ:役割分担

私たち4人姉妹で母の介護に当たっています。
介護する私たちも年を取り、
生活環境や経済的な事情も異なるので、
それぞれが、できる範囲でやれることを考えました。

日常的には、近くに住む長女が母の世話をやり、
車を運転する次女は病院などへの送迎を担当。
脳梗塞で倒れた三女は介護される身なので、母に経済的な支援をしています。

遠方に住む私は、週1回、母の所へ行き、
役所の手続きやケアマネージャーとの連絡など事務的な作業をしております。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯9ページ:仲間との交流

地域の介護者で家族会を作り、食事などの交流も。

互いに苦労話を聴いて、
自分だけでないとの思いになれたことが励みとなり、
交流は介護が終わった今も続いています。記/学ぶ君
 

【ご案内】 佐藤雅彦氏のメッセージ

先日、こちらのブログで新聞へのご投稿を紹介いたしました。その筆者である佐藤雅彦氏の「若年性認知症と生きる」と題したメッセージを紹介させていただきます。



 

【学ぶ君のノート】 ♯4~6 自分が倒れなければいい

認知症家族に学ぶ ♯4ページ:自分が倒れなければいい

介護をして最も気になったのは、
家の中が散らかっていても、疲れて片付けられないことでした。

ちょうどそのころ、新聞やラジオで
「家が散らかっていようが、介護している本人が病気になったり、
倒れたりしなかったらいいじゃないか」との励ましに、
勇気が湧き、気持ちが軽くなりました。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯5ページ:これから私が通る道

義母の
「財布がなくなった」「食事を食べていない」などの症状に理解できず、
本気で叱るようなこともありました。

これではいけないと思い、
ケアマネージャーと相談したら
「介護は、これから私が通る道」と捉えたら
とのアドバイスをいただきました。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯6ページ:母の優しさ

介護施設に入所した母への訪問は週一回の定休日にしかいけません。

そんな私に、
母は「忙しいだろうから、あまり来なくてもいいよ。みんなよくしてくれているから大丈夫だよ」と言ってくれました。
その母の優しさに、私こそ「心の介護」をしてもらっているようです。記/学ぶ君
 

【見学 報告】 介護者談話室(地域開催)で、老健はなかいどうを見学

先日、三鷹市社会福祉協議会主催の介護者談話室(注1)の地域開催がありました。みたか・NFSでは、定期サロンに代えて参加させていただきました。

介護者談話室(地域開催)参加感想

日時:7月17日(木)午後1時~3時30分
感想
地域開催の魅力
 地域開催の魅力は会場となる施設の見学ができることです。今回は「老人保健施設はなかいどう」です。事務局長の方の見学前の説明・事後の質問受けの時間をとっていただいたので実態を理解することができました。
 印象は介護保険施設サービスの利用者の相部屋(2階・3階)が、カーテンで仕切った病室の雰囲気そのもの、それに比べ、通所リハビリステーションは明るい部屋(1階)で利用者が楽しそうに過ごされていました。特にこの施設は男性の方が多くその方々の嬉しそうな顔が印象的でした。

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通所リハビリ室 機能訓練室の入口
干支や季節の飾り付けがありました

 
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【学ぶ君のノート】 ♯1~3 介護は家族や夫婦の絆を強めるもの

これから毎週月曜日と木曜日の週2回、何回かに分けて、NFS会員の学ぶ君の投稿 (ノート) をお送りいたします。学ぶ君がご自身の体験や周囲の方から学んだことを一緒にお考えくださると幸いです。(ブログ編集部)

私は定年まで地域や家庭を顧みず仕事オンリーの生活を続けてきた71歳の男性です。

そんな私が、7年前、地域デビューして多くの方と出会い、
多くのことを学ばせていただき、
人間的に成長させていただきました。

NFSブログ開設に伴い、
同会の活動や二人の母 (実母102歳、義母93歳) の介護などを通し
学んだこと、感じたことをブログに投稿したいと思います。

3日坊主の私ですので、力まず、楽しく、マイペースで投稿していきたいと思います。
ペンネームは地域で多くのことを学ばせていただいたので、「学ぶ君」としました。
ご支援宜しくお願いします。

認知症家族の方に学ぶ ♯1ページ:介護は家族や夫婦の絆を強めるもの

認知症家族会での介護者の体験や新聞など掲載体験記事などで多くのことを学ばせていただきました。

現在、二人の母 (実母102歳・義母93歳) の介護中ですが、
介護初心者の私にとって、貴重なアドバイスとなっています。
投稿の最初は、そこで学んだことを何回かに分けてご紹介させていただきます。
内容は介護体験者のお話を私が編集したものなので、舌足らずのものもあると思いますがご容赦願います。

最初は「介護は家族や夫婦の絆を強めるもの」です。
あるお通夜の喪主の挨拶でご主人が、
「私は母を愛していました。その母を長い間、介護してくれた妻に、礼を言う機会がなかったので、今、言いたいと思います」と、述べられました。それを聞いた私(学ぶ君) は号泣してしまいました。記/学ぶ君

認知症家族の方に学ぶ ♯2ページ:親孝行

父が「家に帰りたい」というので医師と相談し、一晩だけ自宅に外泊しました。

親子水入らずで夕飯を食べ、
父の家に泊まり、
初めて下の世話をしました。

それから一ヵ月後に父は他界。
思えば、あれが、最期の親孝行となりました。記/学ぶ君

認知症家族に学ぶ ♯3ページ:相手の目線に立って

「認知症は病気である」と捉え、
母から何を言われても向き合えるように努めています。

大切なことは叱らないこと。
例えば同じ質問10回言われたら、
同じ回数、手を握りながら答えると、
母は安心の表情になるのです。

相手の目線に立って接すると、心の思いが伝わってきます。
と同時に、介護される人も、介護する人の心がよく見えていると感じました。記/学ぶ君


 

【キーやんの記録】 「認知症の妻(P子)と生きる」 2014.7.11~

キーやんが綴る妻P子との日々 < 2014年7月11日~20日 >
2014/ 07/ 11(金) 昨日は平穏、その上珍事
昨日のP子は終日落ち込むことがなく、笑い・笑顔・一人お喋り・僕への問いかけ、その上珍事も出て明るく穏やかに過ごし、僕は満足満足(^^)/
<珍事>
エプロン代わりに首に巻いていたタオルを自分で外そうとして落とし掛け、動作がままならない両手で掴もうとして失敗、苦笑しながら拾うとするP子をチョコツト離れた所で笑みを浮かべて見ている僕に気が付いて、ニヤ笑い、僕がオーオーと言いながら拾うのを手伝ってあげると照れ笑い、その後P子はよだれを流して大笑い、それにつられて僕も大笑いの一幕でした(^^)/
*タオルはただ肩に掛けているだけ
*いつもは自分で取る行為はしないので、出来ないと思っていた。

そうだ心配事が一つありました。
それは何度チャレンジしても排便が無かったこと(>_<)

2014/ 07/ 12(土) 昨日P子を訪ねての開口一番は「良かった!良かった!」
朝、P子を訪ねて、スッタフへいつもの挨拶「おはようございます。今日もよろしくね!」の後に、「P子の排便は?」と聞くと、「おはようございます。今日もよろしくお願いします!」「排便が少しきつそうなのでお腹を押してあげると、立派なのが出ましたよ!」と笑顔で会話。スタッフさん介助に感謝!
僕はフロアーをウロウロしているP子の所にいて「P子さん~良かったね!」と両手を取って笑顔で話し掛けると、「なにが?」の顔つき。手を繋いで部屋に戻る時は笑顔(^^)
昨日は、いつもの様にR-1とドライのプルーン・リンゴ・クルミとカカオ70のチョコレート2枚を食べココナッツオイル入りコーヒーを飲んで、手・足・肩・首・頭のマッサージをして、台風一過暑くて日差しも強いので、ほとんどの時間を廊下とお部屋での散歩で過ごしました(^_^)
園内の涼しさは天国です(^o^)
夕方、大きな虹を見ました。そして2時間ほどカラオケ教室でストレス発散。
皆さん、虹のあの七つの色の橋を何と数えるかご存じですか?
僕は知りませんでしたが、物知りお母さんに教わりました(^_^;)

2014/ 07/ 13(日) また、忘れられた~エンエン
今日は、杏林大学長谷川准教授の講演会「地域で認知症をみる」といつも応援してくれている友人の「写真展」とP子に喜んで貰えたらな~!と思うサプライズを求めて街に出るため1時間早い9時にP子を訪ねました。
朝の食事が終わってフロアーの椅子で傾眠しているP子に「おはよ~!、○○さんだよ!」と笑顔で語ると笑顔で応えて自室に、しかし自室に戻っても半分傾眠、Rー1を口に運んでいると目を覚まし僕の顔を見ながら「○○さんは?」とつぶやく、「あれ~!僕が○○さんだよ」と覗く込むと暫く僕を見て「○○さんだ~!」僕が「誰かと間違えていたの~?」と言うと苦笑い。どうもその様でした。
《考えられることと気付き》
①1時間早く行ったことでP子の体内時計が狂ったのかな(^^;)
②P子の笑い・笑顔に感情が現れるのことに確信を持って気付きました

お昼介助をスタッフにお願いして帰る時に「○○さんお勉強に行くから帰るよ!」と言ってフロアーの椅子に座らせてもまったく動じる様子が現れず(^^)/

多分いや絶対に判断する力はまだ残っていて、判断したことを発語する力が失われているのでしょう!

「地域で認知症をみる」のキーワードの「みる」には「診る」「看る」「見る」。トライアングルで認知症連携イメージを表す三つの「みる」でした。
少し三鷹市の取り組みの宣伝も入っていましたが、患者を持つ僕は認識を新たにする講演でした。打合せ等で相当時間を必要として講演者以上に気を遣う司会、石村先生、司会素晴らしかったです。ご苦労様でした(^_^)v

そして、P子へのサプライズも友人のアドバイスで完璧(^^)、P子に一口羊羹を買いたいと言いたら、夏だから水羊羹が喜ぶよ!と言ってアトレの自然食品のお店まで一緒に行って水羊羹をしこたま買い込み(^^)/。僕も自然食品大好き!P子のことを思ってのアドバイスと時間を共有する仲間がいて嬉しい一日でした。ありがとう!

別れてカフェ○ちゃんを覗くと近所の方が来て居たので、前の続きの床屋談義等して食事前のコーヒーを楽しんで帰りました。夕食は冷蔵庫に首を突っ込んで粗食に耐えましたが、満足満足、幸せな一日でした。
知識と喜びと時間を与えてをくれた皆さんに感謝!

 
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【活動 報告】 夕どきオレンジカフェ スタート

オレンジカフェ・みたか
高齢者介護・認知症のなんでも相談室として
毎月 第4金曜日の昼間(14~16時)に開いてきました。

ゆうどきロゴ
その夜間版、夕どきオレンジカフェ・みたかが7月16日にスタートしました。


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入口はこの看板が目印
周りから陰になっているので、通り過ぎないように注意してください♪
駅を背にして、右に見える消費者センターをちょっと越えた左側です


 
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【ご案内】 佐藤雅彦氏の新聞投稿

佐藤雅彦氏は9年前に認知症と診断されて、以後認知症と闘っている方です。色々なところへ講演に行かれたり、インターネット等を使って認知症の知識の普及に努められたり、素晴らしい活動をしておられます。

新聞に投稿が掲載された旨、ご本人より認知症FCにお知らせがありました。こちらでも紹介させていただきます。なお、7月24日の日本テレビ夕方4時20分頃、news ervery内の鎌田先生のコーナーにも出演されます。(ブログ編集部)

本日7月11日朝日新聞朝刊声の欄に私の投稿が載りました。

認知症の私 残った機能に感謝
無職 佐藤 雅彦(埼玉県 60)

9年前に、若年性のアルツハイマー型認知症と診断されました。
目の前が真っ暗になり、茫然自失となりました。
勤めていた会社も辞めました。
でも、いまは気持ちを切り替えて、ほぼ自立した生活をしています。

「認知症になると何もできなくなる」と思われがちですが、決してそうではありません。
私はサービス付き高齢者住宅で一人暮らしをしていますが、パソコンもタブレット端末も、携帯電話も使えます。
1年前からフェイスブックも始めました。

 方向感覚を失い、新しい場所に一人で行くのは困難ですが、同伴者がいればコンサートも展示会も楽しめます。
最近も友人に誘われ、東京都内の明治神宮御苑にハナショウブを見に出かけました。
「何もできなくなる」というのは偏見です。

 確かにできないことが増えましたが、できることもまだまだあります。
大切なのは「気力」です。
新しいことを覚えるのに人の何倍も時間がかかるけど、必ずできると信じれば、できるようになります。

 適切な支援さえあれば、認知症になっても普通の生活が楽しめます。
失った機能を嘆くのではなく、残された機能に感謝し、新しいことに挑戦し続けたいと思っています。

以上
 

【ご案内 テレビ】 7月20日 Nスペ "認知症800万人"時代

厚生労働省の調査によると、65歳以上で認知症とされる人は2012年時点で約462万人。
予備軍(軽度認知症)は約400万人(推計)と発表がありました。

実に65歳以上の4人に1人が認知症もしくはその予備軍になります。
未だかってどの国も経験したことのない認知症800万人時代。

「"認知症800万人"時代」シリーズとして放送を続けているNHKの番組をご案内します。



NHKスペシャル "認知症800万人"時代
認知症をくい止めろ~ここまで来た!世界の最前線~

放送予定日時 2014年7月20日(日) 午後9時00分~9時58分(初回放送)
※放送予定は急遽変更になる場合があります。

これまで認知症は、ひとたび発症すれば決してくい止めることのできない“宿命の病”とされ、いつできるとも知れぬ画期的新薬の登場に望みがかけられてきた。しかし今、世界各国の認知症対策の最前線では、全く違うアプローチに注目が集まっている。(NHK番組HPより抜粋)

~私たち自身、そして日本の医療・介護の現場が、今すぐに出来ることは何か~

NHKスペシャル "認知症800万人"時代 番組HP(予告動画も見ることができます)
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0720/index.html